平成29年1月吉日
一般社団法人日本POPサミット協会
会長 安達昌人
明けましておめでとうございます。
会員の皆様には、良いお年をお迎えのこことお喜び申し上げます。
一般社団法人日本POPサミット協会は、本年は第6期を迎えることになりました。これも、会員皆様のご尽力のお陰と感謝申し上げます。
昨年は、ホームページ等の効果により、協会主催の講習会また外部依頼の研修など、つつがなく遂行し成果を高めることができました。
本年は、講習会のさらなる活発化を図るとともに、「一般社団法人・創立5周年記念キャンペーン」など各種事業の展開、さらに「サミット(全国大会)」の開催などを計画しておりますので、会員皆様の積極的なご協力を仰ぐ次第です。
さて、かつて「芸術は爆発だ!」と宣言して耳目を集めた画家の岡本太郎は、自分の思想を「対極主義」を名付けました。すなわち、マクロとミクロ、個人と社会、思想と行動、伝統と開発、創造と破壊、世界と日本、生と死、心と体など、あらゆる対極にあるものをぶつけ合い、激しく葛藤(ストラッグル)させて行く、その衝突が「爆発」という訳だったのです。それまで、芸術の世界に生きた岡本太郎は、後年になって自ら意欲的に外に出て、世界の三浦雄一郎に師事し、対極とも言えるスポーツ(スキー)に挑戦しています。
私達POP広告クリエイターにとっても、爆発させるまではなくても、常に対極にある2つの領域を持つことは大切でしょう。つまり、企画(アイデア)と実行力、綿密さと大胆さ、手作りとデジタル、個人作業と公共事業などなど。
その2つの分野の葛藤から、新しい創造が生まれてくるものと思われます。
私達の協会は、企画性を基盤に、実際に現場で活動する団体です。その両輪の力を大いに高めて進展して行きましょう。
新しい年を迎え、今後はさらにいっそう協会の飛躍を期し、今年の干支の凛々しい鶏のように大きく羽ばたき、しっかりと地盤を踏みしめて歩んでいきたいと願っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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